腕や手の痛み・しびれ

肩こりとともに、腕や手にだるさやしびれを感じることがある。デスクワーク中など腕や手に違和感を感じる。

とてもストレスを感じる症状だと思います。

手の痛み、しびれは脳梗塞、脳血管障害、糖尿病など脳からの症状を疑うことも大事な場合もあり、病院での精密検査が必要な場合もありますが、お仕事やプライベートでの姿勢、身体の使い方による負担の積み重ねによって、首から手にかけての神経が圧迫されて出る場合も多いです。

症状により様々な原因が考えられますが、多いのが姿勢不良による頸椎圧迫や神経圧迫です。

お仕事でのかたよった姿勢、かたよった身体の使い方が続き、その結果、筋肉の緊張、硬さが神経を圧迫してしびれを引き起こします。更年期障害など、ホルモンバランスの崩れによる血流の悪さが影響する場合もあります。

骨盤の歪み、仕事中の姿勢（猫背）などからストレートネックになり、首や肩、胸周り、腕や手の筋肉の硬くなることによって、神経が圧迫されやすい状態が続き、椎間板ヘルニアや胸郭出口症候群、頚椎症、手根管症候群などを併発してしまうこともあります。

骨の近くには、必ず神経が通っています。首周りは敏感に症状を感じることも多く、腕や手への症状としては、首の骨の周辺、鎖骨周辺、肘や手首の神経圧迫が考えられます。

当院では、骨や関節からの症状なのか？筋肉の神経圧迫からの症状なのか？それとも脳などの影響なのか？

症状の原因を考え、神経圧迫の可能性が高い場合は、首周りだけでなく、身体の土台となる骨盤の仙腸関節、背骨のゆがみを取りのぞき、筋肉や関節へのアプローチを加えていきます。

レントゲンの検査で頸椎ヘルニアと言われてしまったから... と、

あきらめてしまっていた症状が改善したことは何度もあります。

人間の身体はほとんどと言ってよいほどつながっています。

お仕事などの環境を変えることはなかなか難しいと思いますが、身体の状態を整え、気になる症状を無くし、調子の良い身体を保っていきませんか？